若かりし頃のわたしの吉原ソープ嬢体験記。
第二話はこちら。
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【吉原物語】第二話、ソープ嬢になった日
若かりし頃のわたしの吉原ソープ嬢体験記。 第一話はこちら。 第二話の前半 ...
無事面接に合格して吉原のソープで働くことが決まったわたし。
これまでのお気楽な店とは全然違って、準備だけですごく大変だったのを今でもよく覚えてる。
わたしの風俗人生の中で一番ワクワクした時期かもしれない。
恋も仕事もそうだけど、最初ってなんでこんなに印象深いんだろうね。
では、吉原物語第三話いってみよー!
第三話、ソープ嬢に必要なもの
ソープの初出勤は面接を受けてから丁度一週間後にして貰った。
色々と準備しないといけないものがあったからだ。
ソープでの仕事は手に入る金額が大きい代わりに、自分で用意しないといけないものがたくさんある。
まずは衣装。
店にもよるがスーツの店、ドレスの店、制服の店などそれぞれ店のカラーによって決まっている。
もちろん、店の総額に応じて衣装にもお金を掛けろと要求される。
わたしの働いていた店は、ドレスでの接客が決まりだった。
そして下着は必ずガーターベルトを着用する。
ブラやショーツの指定は無かったが、出来ればガーターとセットで高級なもの。
ショーツはTバックにしなさいと言われていた。
それに合わせてドレスに合う靴、後はバッグも必要だった。
他にもスキンは自分で用意しないといけなかったし接客前のモンダミンやガーター用のストッキング、お客に渡すタバコなども全て自前だった。
ドレスは二つ、下着はそれぞれ三つずつ用意しておきなさいと言われ、初期費用は予定していたよりも随分と掛かってしまった。
でも、わたしは言われた通りにそれらを全て揃えて初日に挑んだ。
大体どこの店でもそうだと思うが新人ソープ嬢は初日からいきなり接客出来る訳ではない。
まず、お客に見せる写真を撮影する必要がある。
それと接客する為に必要なマナーやプレー内容、部屋の使い方などの講習を受ける必要があるからだ。
わたしも初日は撮影と講習だけで丸一日を費やす事になった。
それまでわたしが働いてきた店は写真は簡易的なもので済ますような店ばかりだったから、きちんとした撮影はこの日が初めてだった。
ベテランソープ嬢になると自分の好きなスタジオでしっかりと撮影して、その写真をそのまま店に持参して使う事もあるらしい。
だがわたしはそんな写真など持っていなかったので店長に撮影して貰う事になった。
吉原では、大体どの店も専用の撮影場所がある。
わたしの働いていた店も吉原から車で少し離れた場所にそこそこ立派なスタジオを持っていた。
店長の運転でスタジオに着いたわたしは、買ったばかりのドレスと下着に着替えて早速カメラの前に立つ事になった。
最初はドレスで次は下着だけでの撮影だ。
下着姿で写真を撮るなんて恥ずかしいと思っていたが、店長から次から次へとポーズの指示が飛んでくる。
恥ずかしいと思う暇も無かった。
風俗の撮影ポーズというのは、身体のラインを綺麗に見せる必要があるので意外と筋肉を使う。
その為、わたしだけかもしれないが色んなポーズをするのに必死であまり恥ずかしがっている余裕など無かったりする。
基本的にわたしは撮影が苦手だ。
この後、この店や他の店で本格的な撮影を一通り経験してそこそこ場数は踏んだはずだ。
それでも何度撮ってもなんとなくぎこちなく写ってしまい、未だに苦手感がある。
当然、この時は初めての撮影なのでとことんボロボロだった。
店長はわたしを自然な笑顔にする為に色々気を遣ってくれたが、なんとも固い表情の写真になってしまった。
店長は 「うん、まあ写真より接客だ。きっと次回はもっといい写真を撮ってみせるぞ。」 などと自分に言い聞かせていた。
とても良い店長である。

写真の出来映えは別として、なんとか無事に撮影を終えたわたしは次に講習を受ける事になった。
講習は店によって男性従業員ではなく先輩ソープ嬢にサービス料を払ってして貰う場合がある。
わたしの店も選択する事が出来たが、まずは店長にして貰う事にした。
店長と二人で個室に入り、面接の時と同じように向き合って座る。
講習では男性は射精してはいけないそうだ。
何故なら講習は女性に接客のいろはを教える事が目的であって、男性が気持ちよくなる為のものではないからだ。
風俗店の講習は店長の趣味だとかいう話もたまに聞くが、わたしは今の所そういう不真面目な講習は経験した事がない。
この時も店長と新人ソープ嬢の真面目な講習だった。
ベッドでは技と呼べるようなものは教わらなかった。
最初の挨拶や服の脱ぎ方、スキンの自然な被せ方やセックスが終わった後のくつろぎ方など。
一通りの流れを身振り手振りを交えて丁寧に教えて貰った。
技よりも女性らしい振る舞いやしぐさ、話し方を大切にしなさいという事なのだろう。
そしてその次がマットだ。
マットは空気の詰まったエアマットの上にお湯で溶いたローションを大量にたらして、女性が主導になってサービスをする。
その範囲は足のつま先から唇まで全てだ。
ただ、ローションさえ無ければそんなに難しいものではない。
マットはビニールのマットの上に大量のローションを塗りたくっているので、とにかくツルツルとよく滑る。
少しバランスを崩すとムードもへったくれもなく二人一緒に落ちてしまうこと間違い無しだ。
だから、マットはちゃんと実技付きで教わることになった。
まずはわたしが男性役で、店長がソープ嬢役になって実演して貰う。
それは初めて体験するなんとも気持ちの良いものだった。
性的な気持ち良さというよりはマッサージを受けているような感覚の方が強いかもしれない。
ただそれは店長が上手だから気持ち良いのであって、わたしが交代するとツルツル滑ってばかりでなかなか上手く出来なかった。
滑らないようにしようと思うと全身の筋肉をかなり使う事になり、結構な運動になる。
この店の客層はマットやテクニックをそれほど重視していない。
だからゆっくり覚えればいいよと店長は言ってくれた。
でも、わたしは初めて経験するこの新しいプレイを少しでも早く上手になりたいと、とても興味を持ったのだった。
そうこうしているうちに講習は終わり、ようやくわたしはデビュー出来る状態に辿り着く事が出来た。
しかしその日は既にしっかりと日が暮れており、三日後に初接客をする事にして店を後にした。
帰り道、体はくたくたに疲れていた筈なのにこれから新しい世界に飛び込むんだと思うとワクワクして心がとても弾んだ。
翌日は撮影とマットの影響で思いきり筋肉痛に悩まされたのだった。
実はソープ嬢に一番必要なものは衣装や技などではなく体力なのかもしれない。
そんな事をのんびり考えながら、わたしは次の出勤日を心待ちにしていた。
今思えば、これからソープで働くというのになんて前向きに能天気な小娘だったんだろうと自分で自分が恐ろしくなる。
だが、当時のわたしは本当にそんな風にあっけらかんとこの仕事を楽しんでいた。
その後もしばらくはマットをする度に筋肉痛に悩まされるのだが、それは今でもわたしにとって楽しい思い出のひとつだ。
つづく
あとがき
ようやくソープ嬢デビューの準備が整ったわたし。
この後はもう一つのドキドキが待ってるよ。
ソープ嬢がかなりの時間を過ごすことになるあの場所…
女性で同じような経験がある人なら分かるかな?
さて、わたしはどんな風にデビューを果たすのか。
乞うご期待!
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